餅鯛稲荷大明神  もちたいいなりだいみょうじん 「飯縄山(いいづなやま)は戸隠龍脈の主山」


飯縄山(いいづなやま)は戸隠龍脈の主山

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(”龍山日本RonxiangRiben”より引用)


山岳地理風水はどのような山から風水の源となる山の「気」である「龍脈」が 流れて、どのような地形でいかなるパワーがでて、どの方角へ気は流れるかを知る大定理である。

信州の飯縄、戸隠、黒姫、妙高は、すばらしい龍脈群である。
このあたりは温泉も多く、ドラゴンポイントとしての資格がある。
いろいろな「気」山岳宗教に関係する祭りや儀式が数多く執り行われる。
このあたりは療養、ストレス解消、頭痛、胃痛の緩和に適した気の流れがある。
黒姫は戸隠龍脈の東の守護、飯縄が主山で戸隠龍脈のエネルギー原点であり、妙高山の笹ヶ峰高原がパワースポットであり、これらをまとめるのが戸隠連峰である。
風水スポットとして行きやすいのは戸隠連峰の戸隠奥社の水芭蕉平原、戸隠スキー場、黒姫池の平温泉、妙高笹ヶ峰高原、関温泉である。
このあたりはそばも美味しく、水も龍脈のエネルギーを含み、たいへん美味しい。

戸隠神社というのは戸隠連峰にある。
近くにはゴルフ場やスキー場、別荘地が点在している。
この神社は3社で1セット、宝光社、中社、奥社がある。
奥へいけばいくほど気が濃いのだが、とりわけ中社は観光地化し、気がよわっているので実際の気の濃さの順番は強い物から順に奥社(九頭竜社)、宝光社、中社である。
奥社は結界の入り口に仁王門があるのだが、特に冬場に行くと結界の中と外では気温が違う。
戸隠龍点から裏鬼門の方角に鬼無里という、村がある。
昔鬼女「紅葉」が村人を襲い、朝廷から坂上田村麻呂が派遣され、鬼退治をしたという伝説がある。

戸隠神社は創建から2000年以上経っていることから紀元前の創建であることがわかる。
古来、矢は神聖なるものとして珍重され、岡山にも矢に関係のある神社がある。
信州にも「鬼女紅葉」を探すのに矢を射て、その落ちた方向で紅葉はどこにいるのかを占った「平 維茂(たいらのこれもち)」が矢を放った神社を「矢本神社」といい、矢が落ちた先の場所に「矢先八幡」がある。
また維茂と紅葉を一緒にまつった「大昌寺」は曹洞宗の名刹である、また紅葉を退治したあと、維茂は祟りのないように封印したのが「鬼の塚」である、また鬼のない里ということで一帯を鬼無里(きなさ)とよぶようになった。
鬼無里の白髭神社は天武天皇が京の鬼門封じでつくったといわれている。
(それにしてはえらく遠い鬼門封じではあるが、文献にそうかかれている。)

戸隠龍脈は九頭竜社のあるすこし平たい地域で強くなり、飯縄山を経由し、更に強化、長野市内へ善光寺の導きによって流れる。
飯縄霊山は昔、霊場だったので区域封印をする必要性があった。
飯縄神社は大座法師池の横の鳥居から始まり、別荘区域の最高点の第2の鳥居から結界に入る。
龍脈、霊脈の流れを感じやすいのはここである。

戸隠龍脈の主山、飯縄山には東北にいるような霊媒師のいたこがおり、飯縄山は妖怪封印の山としてガイドにも掲載されている。
この飯縄山はもともと修験道の山で霊山であり、役小角が妖怪封印の主役である。
飯縄山は奈良時代初期に飯縄山頂に飯縄大明神がまつられ、霊場となり、平安時代に多くの修験道者が山岳修行の大道場を確立した。
平安中期に稲荷信仰が定着し、妖術、幻術の茶枳尼天(だきにてん)の思想が加わり、山は幻術、高原は妖術の場として有名になっている。

飯縄戸隠龍脈
祖宗山 戸隠連峰
主山 飯縄山
龍点 戸隠奥社
白虎 鬼無里
白虎砂 白髭神社(国宝)、落合神社付近
青龍 黒姫山
龍穴 奥社(九頭竜社)、戸隠スキー場
明堂 飯縄高原
案山 冨士の塔
朝山 茶臼山
飯縄霊穴 飯縄山頂飯縄神社
龍口水 千曲川と裾花川合流点
吉都市 長野
龍脈形態 外山龍虎


妙高黒姫龍脈
主山 妙高山
白虎 黒姫山
青龍 火打山
青龍砂 黒姫温泉
明堂 妙高高原
龍口水 野尻湖
吉都市 直江津、上越市、高田市
龍脈形態 腰帯水

(以上”龍山日本RonxiangRiben”より)

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(”−風水思想と歴史的都市の囲繞区間−天畠 秀秋”より引用)


 近年の環境破壊やもはや当たり前のように取り扱われいる中で一向になくなる気配はない。
これには根本的に日本人の自然観自体が変質してしまったことが原因ではないだろうか。
利便性や経済性を追求していった為に生活には不自由はなくなったのかも知れない。
しかし、その代わりに失ったものもたくさんあるように思われる。
建築を設計する場合においても、敷地の中だけの話で完結してしまっているものが多いように思う。
結局どこに建てても良いようなものしか建たないから、もともとその場所の持っていた個性や意味は薄れていく一方である。
これは大変危惧すべきことである。
もっと全体的な視野にたったその場所のもつ意味をもった計画が必要なのではないだろか。

 東洋における自然との調和の思想ともいえるものに風水思想がある。
風水思想では、山に囲われた地形を理想的な場所としているが、これの良いところは周囲の山から自分のいる場所の意味づけを行い、その意味の中で人間が暮らしていることである。
囲われたということは人間が安らかに暮らす上で最も重要な空間的要素の一つである。
風水思想の思想が現代の抱えている問題に対して示唆することは大きいと考えられる。

 風水思想に関しては風水の理想モデルの図式やその一般性、また風水を取り巻く風俗などに関しては様々な視点から研究が進められている。
しかし、風水思想の原理と実際の地形への適応に関して論じる場合に、地図上での概念的な解釈が多く、内部空間や風景との関係を視覚的な観点から論じているものは少ない。

 風水思想におけるに吉地については、「背山臨水」、「山河襟帯」、「蔵風得水」、「四神相応」、「三方を山に囲まれ一方が開けているような地形で、かつ開かれた平地には川や池など「水」を湛えうるような地形」、「周りを山が取り囲んでいて、南が開けている」などのように表現されているものである。

 ここではその代表例として、村山智順『朝鮮の風水』による風水思想における吉地を示す。
この吉地は都市・集落・民家・お墓のあらゆる尺度にまで適用される。
「穴」は一番生気が凝縮した場所とされ、都市であればその中枢になるものが置かれる場所となる。
お墓であれば遺骨の安置される場所となる。
穴の背後に背負う山を「主山」、穴から離れたところにあり主山につながる雄大な山を「祖山」という。
風水思想では山脈のつらなりを龍脈といい、主山がどこからつながって来ているかを重要視し、その場所の意味づけを行う。
中国では全ての山の祖は崑崙山とされ、崑崙山からの大きな三つの幹龍(北幹龍・中幹龍・南幹龍)から枝分かれしてそれぞれの都市・集落の主山にまでつながっていると考えられる。
朝鮮半島の場合は、崑崙山からの気が北幹龍を通って白頭山に一回集まると考えられており、白頭山が祖山のように位置付けられている。
穴の前方に広がる平地を「明堂」という。
都市であれば市街地が広がる場所になる。
穴の前方に臨む山を「案山」、穴の前方遠くの山を「朝山」という。
穴は主山からの支脈である砂(周囲の山々)に取り囲まれている。このモデルには祖宗山-主山-穴-明堂-案山-朝山の軸が存在し、それに伴う坐向(図でいえば下向き)があるのが特徴的である。


(図 風水思想における吉地 [村山智順『朝鮮の風水』より])